私は結婚したいと思った-ドブ系女子の傾向と対策-
今年、アラサーに突入し、結婚というものをリアルに考えるようになりました。シャチクOLことシャッチ―せいびです。
今日はとりあえず結論から申します。
私は本当は結婚などしたくもない。
しょっぱなからタイトルと全然違うこと言っててマジウケですね。
独身の女なんてクズ。
こんな価値観は未だ現代社会に蔓延していると思います。
働く女にとっての結婚とは、社会的に認められるための手段のひとつとなります。
タスケテ、もうだめ、しんどい、苦しい。そんなときすがりつきたくなるのが社会的に人間の価値を認められる結婚という契約です。
まあ、でもこの独身女性が本当に欲しいのは、ただの安心感なのですが…。
結婚というドリームが膨らみすぎたことによる弊害ですネ。
しかし、激務で働く女性って本当に大変だなって思います。
結婚すれば、収入が二倍、馬力が二倍、子供を産めば、きっと幸せな未来が待ってる。
その将来の自分が自然とつかむ(であろう)際限のない幸せ(のようなもの)
というまったく実態のないものを求めてする空回り自己投資、ドリームジャンボ宝くじですかね。その一等の当選確率は1000万分の1だとか。まじかよ、分母でかすぎ。
結婚して幸せになれるというのは半分本当で半分は幻想。
結婚して幸せになれる人は、相手と自分がお互いに良い作用を起こすことで幸せになると信じている人。
不幸せになる確率が高い人は、結婚さえすれば世間や親や相手に幸せにしてもらえると
信じている人。
お前に主体性はあるか?
自分が主体として物事を考えているかということですよね。
これは人生の決断においては必須だと思いますが、自分が納得いくように自分で決定すること。
他人や世間の価値観に合わせて、自分磨きなんかもしちゃって、高いブランドものとか買って占いとかに高いお金を払って自己能力を高めて(つもり)自分の幸せを外部に委託しちゃう、投資信託系女子はたぶん幸せにはなれないです。てかそもそも結婚できないかもしれません。
…ん、さては、お前、もしかして…
そうそう、私も投資信託系女子でした。
とりあえず、結婚したかった。社内での評価とか上げれたらいいよねー。既婚者とか仕事できそうだし、あ、でもついでに仕事辞めれたらいいなあ、今の仕事しんどいしさ。主婦とかも悪くなくない?お母さん子ども欲しいとか言ってたよーな。彼、家はしっかりしてるし、小さいけど会社やってるし。
まあ、私自己啓発とかしてさ、メンタルとか同期より上系じゃん?
人生なめんなドブ女
その結果、結婚という契約が差し迫ったことに対するプレッシャーに耐えきれずほかの人へ気持ちがふらつき、精神崩壊からの結婚間近のナイスガイと破局という結論に至りました。
その結果、わっし、精神病、躁うつ、精神崩壊。
いや、ドブ系女子、メンタル弱すぎ、自分で蒔いた種とっちらかしてバリウケです。
目を覚ませ、覚ますのだ!
目を覚ませ!
MYドブマインドを振り返るとかなり精神的ダメージを食らい2年は人生棒に振りました。
しかし、ここで気づいたことは、ああ、わたし本当は結婚したいと思っていなかったんだなということ。
当時は、他人に価値観をかなり左右されていたので、とにかく結婚というものをすれば、私は最高にハッピーになれるんだということを信じていたんですよね。
しかし、本当に結婚を望んでいたわけではなかったし、子供も欲しくないし、そもそも仕事を辞めようと思ってもいなかった(あとから考えたら)その結果、自らぶち壊しにかかることになった、ということです。
自らぶち壊すことを選択した結果、私は人生はうまくいくようになっているということに気が付いた。
バツがつく前に崩壊させてまあよかったかなと今になっては開き直りのように思うのですが、それでわかったことは人間は正直なもので、自分が本当に心から望むことを行うようになっているなあということです。
自分に正直であれ!
これにつきます。
私は当時表面的には、結婚したいと思ったし、結婚しようとしたけれど、その結果、自らぶち壊しにかかり、あ、本当は結婚したかったわけでなく、結婚したことで手に入る安心感、社会的信用、親の期待に応えようとしていただけだったのだ、ということに気づいた。という次第です。
女は結婚すると幸せになるという幻想
抱くと間違いなく失敗するということを身を持って学びました。いやあ学習って大事です。私のひとり遊びに付き合ってくれた元カレ、家族ともども多大なる感謝と謝罪を。
幸せは自分の心が決める
ゆるりふわりと過ごしていて、気づいたらふってくるのが幸せではなく、自分自身が覚悟をもって選択した今という現実の中で自ら見出すものなのだと思いました。
今でもなお、ドブオナニーの心の傷(笑)が治ったかというとそんなことはないのですし、しかし、これを選択したのは誰でもなく自分だということと、自分がドブ系女子ということを受け入れたことにより、少し心が落ち着いたような気がします。
反省からはこう学んで次に備えることしかできませんね。人間はそれでも失敗を重ねる生き物なので油断はなりませんが…。
今日のドブ系女子の思うところは以上です。